crimzon-hd

クレヨンしんちゃん

2012年05月27日

『クレヨンしんちゃん』中国での商標権8年かけ勝訴!- 知的財産権問題の突破口に

1 :依頼@***φ ★:2012/05/27(日) 20:08:43.35 ID:???

「オラ、ついに勝ったゾォ~」
アニメや映画になった人気漫画『クレヨンしんちゃん』(以下、しんちゃん)を発行する
双葉社は、中国で係争していた「しんちゃん」の著作権侵害訴訟について、上海市第一
中級人民法院(地裁)で勝訴し、双葉社側の主張が支持されたとして4月中旬、これを
発表した。

日本企業の商標が中国企業によって勝手に登録された代表的事件として有名に
なったのがこの「しんちゃん」事件。 日中の法曹界だけでなく、ビジネス界においても
注目されてきた同事件の判決内容は、どのようなものだったのか。

 判決内容を見ると、著作権侵害訴訟については、「しんちゃん」こと「蝋筆小新
(ラビシャウシン)」(しんちゃんの中国語表記)の漫画イメージ(イラスト)は、原作者に
よって完成された創作であり、そのキャラクターイメージ、顔の表情等は著作権法で
保護されるべき芸術作品であるとしている。

同じく「蝋筆小新」も文字書体にデザイン処理を施して創作されたもので、著作権法で
保護されるべき芸術作品であるとしている(イラスト右上の文字)。これによって被告
(中国企業)は著作権者(双葉社)の専用権を無断で行使しており、その行為は著作権
侵害であるとして、被告に、原告(双葉社)の経済的損失25万元(約330万円)と原告が
侵害停止のために支払った費用5万元(約66万円)の支払いを命じた。

 また、双葉社が2005年に中国の商標評審委員会(TRAB)に提訴した中国企業が
登録した商標(しんちゃんの図形で眼鏡、アパレルなど5分類、「蝋筆小新」の文字
デザインで4分類)の商標権無効審判請求についても、いったんは「5年の除斥期間を
経過している」という理由で登録維持の審決が下されたものの、双葉社が行政訴訟を
提起。同社の主張が認められ、係争商標は不正手段により取得された商標だとして
無効になった。

「しんちゃん」こと「蝋筆小新(ラビシャウシン)」(しんちゃんの中国語表記)の漫画イメージ(イラスト)

 これらの2つの判決に対して双葉社は、「『しんちゃん』の著作権が中国の司法、行政
に認められ、一定の成果を得ることができた。真の権利者の権利はようやく保護された。
「しんちゃん」のイラスト、タイトル文字が中国の著作権法で保護されるべき芸術作品
だと判断され、大変有意義な判決だと受け止めている。行政訴訟についても、画期的な
判決だと評価している」とコメント。

同社広報担当者も「正規版でないタイトル文字などはまだ中国に相当残っているが、不正
な図形に関してはほぼ駆逐することができた。今回の勝訴が今後、日本企業の中国での
知的財産権問題において、画期的な突破口になればよいと思っている」と話している。

ソース http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120527-00000001-president-bus_all

続きを読む

crimson_rumped at 22:33|この記事へのリンクコメント(9)
 


記事画像ランダムリンク



注意:当サイトの内容はフィクションです。登場する人物・団体名等は実在の物とは関係ございません。